今日は初めての方のためにヘナについて。
ヘナはインドからモロッコにかけて自生している植物です。
その葉を乾燥させて粉末にしたものを ”ヘナ” ”ヘンナ”と
呼びます。天然の薬草ですが天然植物染料としても
知られています。
ヘナにはローソニアというオレンジ色素があり、これがタンパク質
に反応し髪を染める働きをします。
そのほかにも、髪をつややかにするトリートメント効果や、
メラノサイトを保護し白髪予防をしたり、デトックス効果なども
あるといわれています。
ヘナには何種類も色があると思われている方も多くいますが、
ヘナは1種類オレンジ色にしか発色しません。
ソワンでも取り扱っている、ブルー、レッド、オリーブブラウンは
ヘナではありません。
全て、ハーブやヘナの中にハーブを混ぜて作っています。
インディゴブルー・・・・インディゴ。オレンジを茶系にするために使います。
レッド・・・・・ヘナの中に赤色に発色するハーブを混ぜています。
オリーブ・・・・ヘナやインディゴその他のハーブをまぜてベージュ系の
発色になります。
ソワンでは上記の色をお客様の白髪の状態に合わせて
配合しています。
色落ちについてですが
ヘナは、髪の毛の中に色素が入りますが、ハーブに関しては
髪の表面にしか色が付きません。
このため染めた当初は、茶系になっても、2週間ほどたつと
シャンプーによる色落ちのため、表面についたハーブが落ち
髪の中に色がついたヘナのオレンジ色が出てくるというふうに
なります。