暑かった夏のあとの髪のケア
紫外線は髪の主成分であるケラチンというタンパク質を変性させるため、髪のうねりを誘発します。
また、ヘアカラーの成分や髪の内部のメラニンを分解し、カラーの退色や髪の変色を生じさせます。
そこでぜひおすすめしたいのが、「シャンプー前のブラッシング」です。
初めに絡まりやすい毛先から、続いて髪の根本から毛先に向けてとかします。
ブラッシングをすることで髪表面に付着した汚れが落ちやすくなり、シャンプー中の髪の絡まりを防ぎます。
髪の分け目を変えたり、襟足から頭頂部へ向けたりするなど、さまざまな方向へとかすと、
頭皮も刺激されて血行がよくなり、マッサージ効果も期待できます。
ブラッシングした後のシャンプーは泡立ちがよく、汚れを落とす働きが高まります。
汚れをしっかり落とすとトリートメントが髪の芯まで浸透するので、ハリとツヤのある美しい髪に！
紫外線を大量に浴びてしまった髪と頭皮は、乾燥しやすくデリケート。
シャンプーするときは、よく泡立てて髪と髪を擦りあわせないようにやさしく洗います。
そして、なるべく早くドライヤーで乾かします。髪のダメージが強い場合はドライヤーの冷風を利用しましょう。
頭皮ケアも忘れずに！紫外線ダメージで炎症を起こし乾燥している頭皮へ、うるおいを与えてすこやかに保ちましょう。
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