ヘナやハーブの説明や、上手な使い方、簡単キレイに染めるコツ、
色の選び方、知って得するヘナ情報をご紹介します!
『ヘナ』について
ヘナ(henna)とは?
ヘナは、ミソハギ科の植物で、日本では『指甲花(シコウカ)』と呼ばれています。
インドでは古来から薬草として親しまれアーユルヴェーダの代表的なハーブとされてきました。
ヘナは、どうやって染まる?
ヘナの葉には『ローソニア』という、赤色色素が含まれています。
ローソニアはタンパク質に絡みつき発色する性質があり、髪のキューティクルの隙間に浸透し、毛髪の97%を構成する『ケラチン』というたんぱく質に絡みつくことで、髪が染まります。
ヘナって、どんな色?
ヘナの粉は緑色ですが、染めると『オレンジ色』になります。
ヘナには脱色作用がないため、白髪だけがオレンジ色に染まり、黒髪は黒のままになりますが、ハーブを配合することで、オレンジをトーンダウンさせ、オレンジ色を目立たなくすることもできます。
トリートメント効果があるのはナゼ?
髪はケラチンというたんぱく質で構成されています。パーマやカラーリング、紫外線、熱などの影響でケラチンが破壊され髪は傷みます。
ヘナはこのケラチンに絡みつくので髪のタンパク質がダメージを補修し髪内部の保水力を高める作用があります。 どんな髪にもトリートメント効果を発揮するところが最大の魅力です。
ヘナとハーブについて
インディゴブルーって何?
インディゴブルーの原料となる植物は、インド・東南アジアが原産のマメ科の植物『木藍』です。
ヘナと同じように、インドでは非常に古い時代から薬草として用いられていました。
インディゴブルーは、どんな色?
白髪を染めると、薄いグレーがかった色になります。
単色では染まりが悪いため、ヘナとの併用がおすすめです。
インディゴブルーを使う事で、ヘナのオレンジ色(赤み)を、濃い茶系に落ち着かせることができます。
インディゴブルーの使い方
ヘナ(オレンジ)を塗布して洗い流した後、赤みが気になるところにインディゴブルーを塗ります。
洗い流した直後は、薄い感じやグリーンががった色味になることがありますが、空気に触れることで茶系になります。髪色が茶系に落ち着くまで、染めてから数時間~数日かかることがあるのが特徴です。
ハーブとヘナとの関係
ヘナにハーブを配合することでよりたくさんの色の種類ができます。
インディゴやオリーブブラウンなどのハーブは染めたときは茶系になりますが、日が経ってくるとハーブが退色して毛髄に絡んでいるヘナのオレンジだけが残るため、根元の部分が段々赤みが出るようになります。
気になる場合は、ハーブが退色する頃に染めることをお勧めします。
インディゴブルーの色の変化
ハーブである『インディゴブルー』は、時間の経過と、仕上げ方によっても色が変わります。
染めた直後は、タオルドライのまま(髪の毛が半乾きの状態)で、空気に触れさせることで、色の変化がはじまります。
※インディゴブルー単品では染まりが薄いため、ヘナとの併用(ヘナと混ぜる、ヘナでオレンジ色になった部分を茶色にする等の使い方)がおススメです。
1回に必要な、ヘナの量は?
1回に必要なヘナの量は、髪の長さ、ボリューム、髪のダメージ具合によって変わります。
ソワンシステムでは、天然ヘナを『グラム単位』で販売しています。
お好みに合わせて調合したヘナを、1回分ずつパックにしてお届けするので、ヘナを測る手間が省け、ムダもありません。