健康な髪は水分がしっかりと保持できていて髪の中にも外にも適度な油分が含まれています。まとまりがあってしなやかな髪の毛になります。
傷んだ髪は乾燥してぱさついています。髪の中も外も、もともと持っているオイル成分が減少し、ガサガサです。これは髪の成分のほとんどがタンパク質でできているからです。髪の毛は柔軟なオイル分がないと硬くなるのです。
この傷んだ髪の毛にヘナ染をすると髪がきしみます。
それはヘナには収斂作用といって、髪を引き締める効果があります。髪の中に柔軟なオイル成分(脂質)がないままヘナをすると、タンパク質がギュッとしまり、より一層髪が硬くなってしまいます。
傷んだ髪ほどきしみがひどくなりますが、これは決して髪が傷んでいるという事ではないので安心して下さい。
数回ヘナ染をすると髪の毛がしっかりとしてきますので、きしみもなくなっていきます。
その間の対処法としては、ヘナ100%(オレンジ)だけで染めている場合はヘナのペーストの中に天然のオイル、セサミオイルや椿オイル、ホホバオイルなどを混ぜて染めることできしみが軽減されます。
インディゴブルーなどのハーブを混ぜて染めている場合は、オイルを入れてしまうと染まりが弱くなりますので、日ごろのシャンプーの後にオイルを髪の毛に塗りホットタオルなどでくるむといいでしょう。
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